令和4年第9回厚真町議会臨時会が、10月17日に開催された。
会の目的は、財産の取得および令和4年度一般会計の補正予算に関するもので、多くの議員が出席した。
議長の渡部孝樹氏が開会を宣告し、裁決が行われた。
町長の宮坂尚市朗氏は、財産の取得に関して、ゼロカーボン・モビリティ導入事業の電気自動車の取得が議題であることを説明した。
現在、強い関心を集めるのは環境問題であり、町の取り組みが強調された。
財産の取得に関する議案第1号は、住民課長の藤岡隆志氏の説明の後、議員たちからの質疑が行われた。
大捕孝吉議員の質問に対し、住民課長は選定車両の仕様や取扱いディーラーについて情報を提供した。
また、下司義之議員は入札方法について疑問を申し立てたが、住民課長は合理性を強調した。
さらに、議案第2号として提出された令和4年度厚真町一般会計補正予算に関する質疑も行われた。
補正予算額は3,695万7,000円で、歳入歳出の総額が89億2,503万7,000円になる。
民生費や商工費における支出の増加が背景にある。
承認第1号、承認第2号では、それぞれ厚真町簡易水道事業および公共下水道事業の特別会計補正予算の専決処分が報告された。
全ての議案は原案通り可決された。
また、報告第1号から報告第4号においては、町の草刈り作業中に発生した車両損害についての専決処分が報告された。
事故の経緯については大捕議員が質疑を行い、具体的な作業の状況や責任の所在についても議論された。
教育長の遠藤秀明氏は、再発防止策としての指導の重要性を述べ、教育委員会と町が情報を共有していくと強調した。
本臨時会は、重要な事案を議論し、決定する場となり、町の運営において重要な役割を果たす。