令和元年第3回厚真町議会定例会は、地元の重要な議題が数多く取り上げられました。
会期は、9月17日から19日までの3日間と決定された。
議題には、報告第1号や第2号などの所管事務調査報告が含まれ、特に今後の復興計画や福祉に関する取り組みが深く議論されました。
この中で、「復興の進捗状況」として、昨年発生した胆振東部地震による影響を受けた地域の現状が町長から報告された。
町長の宮坂尚市朗氏は「農作物の生育状況は平年並みだが、心配事が多い」と述べ、特に気軽に情報を受け取れる仕組みの必要性を強調した。また、今後の防災体制についても言及し、「住民に対する周知に力を入れた」と述べ、災害が発生した際の迅速な避難が重要だと述べた。
また、町議からは「地域の人口減少について」は特に注目され、現状の100人減少に関して、町民の意識の変化や子育て支援の必要性が指摘された。高田議員は、「家屋が復旧している中で、入居できる家庭が増えてきている兆候もある」と発言し、町長が期待を寄せている若い世代が移住してくるケースが増えることを示唆した。
さらに、町道や交通安全対策にも触れ、特に通学路における規制の整備が求められることが再確認され、子供たちの安全が最優先であると強調された。町道の整備状況に関しても、慎重に見守っていく姿勢が示された。