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厚真町議会、地域活性化とオンライン化推進を議論

厚真町議会は地域活性化に向けた公営塾の運営改善や、オンライン申請の拡充を議論。
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厚真町議会は令和5年12月14日、第4回定例会を開会した。

会議では、会期、諸般の報告、所管事務調査報告などの提案が行われ、特に今回は会計年度任用職員への支援内容や森林環境税の使途、さらには厚真高校の魅力化に関する議論が活発に進められた。

特に注目されたのは、宮坂町長が今後の公営塾運営に関し、地域おこし協力隊制度を活用しているスタッフの任期満了を見据えた対応策について述べた点である。「公営塾が地域とのつながりを強め、高校の魅力向上に寄与するため、スタッフの体制の維持や新しい採用についても検討していく」と強調した。

さらに、厚真高校の進学率向上についても話題になった。活発な部活動の充実が重要であり、サーフィンや陸上などの特化した教育プログラムを展開することに期待が寄せられた。澤口議員は、地域とも連携した高いレベルの教育機会を提供する必要性を訴えた。これに対し、町長も「地域資源を生かした教育の実施によって学校の魅力を高め、進学率の向上につなげていく」と答えた。

また、燃油高騰対策と林業振興の議論も進み、特に林業従事者への支援策が低調であることが指摘された。町長は、「国が提示している制度を今後実行に移し、地域の林業を支援するために取り組む必要がある」と述べ、具体的な方策を模索する意向を示した。特に馬搬林業についても、新たな雇用創出に向けた支援の強化が必要であるとした。

さらに、厚真町のオンライン申請手続きについても話が及んだ。町長は、来年度から施行される保育料還元についても、スマートフォンのLINEアプリを使用した申請を行うことを明言し、利便性向上への取り組みが進められるとした。

議会開催日
議会名令和5年第4回厚真町議会定例会
議事録
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