令和2年第7回厚真町議会臨時会が4月24日、開会され、議案第1号が可決された。
この臨時会では、令和2年度の一般会計補正予算が提案された。町長の宮坂尚市朗氏は、補正予算の概要を説明し、歳入歳出それぞれに4億7,915万8,000円を追加する内容であると述べた。
また、補正は特別定額給付金支給事業や、子育て世帯に対する給付金などが盛り込まれたものであることを強調した。具体的には、民生費や商工費が主な項目にあたる。特定財源として国庫支出金を4億6,662万2,000円、繰越金から1,253万6,000円を見込んでいる。
議案についての質疑も行われた。下司義之議員は、給付金支給に伴う超過勤務手当の必要性に対し疑問を呈した。住民課の中村信宏氏は、窓口業務を担当する職員の超過勤務が必要であると説明した。
さらに、町長も窓口の時間延長を計画し、特に高齢者の対応を重視していると述べた。審議の結果、議案第1号は全会一致で可決された。
最後に、議長の渡部孝樹氏は会議の閉会を宣言し、全ての案件の審議が終了したことを報告した。