令和3年第1回厚真町議会定例会が開催され、複数の予算案や報告について審議が行われた。
特に注目の議題となったのが、令和2年度厚真町一般会計補正予算の議案だ。
この補正予算は、5700万円規模のもので、様々な構成要素を含んでいる。
高安正総務課参事は、予算の具体的な使途や見込みについて詳細に説明した。
下司義之議員は、繰越明許費補正に関する質疑を行い、補正が提案されなかった際の事業背景について確認した。
高安参事は、繰越しの理由を詳述し、来年度への影響を考えた補正案であることを強調した。
一方、宮坂尚市朗町長は、特に福祉分野における人材確保について重要性を強調した。
これから、町内事業所で働く人材を確保する対策として、様々なインセンティブの検討を行う方針を示した。
また、同時に学校等で取るべき教育的施策についても触れ、需給の両面からアプローチする意向を示した。
さらに、ペットに対する施策についても質問が上がった。
高田芳和議員からは、ペット火葬場の設置についての意見が寄せられた。
町長は、この件に対してペット火葬のニーズを理解しつつも、移動火葬業者など既存の解決策を勧める考えを示した。
令和2年度の申し出として、ペット火葬サービスが道内でどう位置づけられているか、業者との連絡体制も整えながら進める必要性を強調した。
今後、地域特性を活かし、必要な補助施策と共に、住民ニーズに応える姿勢を持つ方針が伝えられた。
最後に、町の経済活動を活性化させるための取り組みについても討議された。
町長は、企業や事業者との連携を図り、厚真町ならではの特色を活かした施策を実現する方向性を示した。