令和元年第6回厚真町議会臨時会が7月19日に開催され、二つの補正予算議案が審議された。
この臨時会では、町長の宮坂尚市朗氏が「議案第1号」として、令和元年度厚真町一般会計補正予算(第4号)を提案した。この補正予算は、歳入歳出の総額に650万6,000円を追加し、142億9,934万5,000円に達するものである。主な内容には、介護保険事業特別会計繰出金や幼児教育・保育無償化事業が含まれている。
また、町長は「議案第2号」として、令和元年度厚真町介護保険事業特別会計補正予算を提案し、こちらも歳入歳出それぞれに43万円を追加し、総額を5億5,153万円とすることを示した。内容には、介護保険制度改正に伴うシステム改修委託料が含まれていると説明した。
両議案は質疑や討論がなく、全ての出席議員による賛成により、可決されることが決定された。渡部孝樹議長は、両議案の可決を受け、「本日の会議を閉じる」と告げ、午前9時41分に閉会を宣言した。
この臨時会では、議会の運営や補正予算の重要性が浮き彫りとなり、今後の町の財政運営において大きな影響を及ぼすことが考えられる。特に、介護保険に関する事業は、町民に対するサービスの向上に寄与する見込みがあるのは注目に値する。