厚真町議会が、令和5年第1回定例会を開催した。
本定例会では、町道路線に関する重要な議案が上程され、全ての議案が可決された。町の交通インフラ改善を目的とした取り組みが進められる。
まず、議案第20号「町道路線の廃止(オバウス沢線)」と議案第21号「町道路線の認定(オバウス沢線)」が一括して審議された。この件に関して、建設課土木担当参事の伊藤文彦氏が詳細な説明を行い、議会は質疑および討論を通じて活発な意見交流を行った。最終的には、全員賛成で原案通り可決された。
次に、議案第22号「町道路線の認定(本郷西2号線)」が同様のプロセスを経て可決された。この道路整備により、地域住民の移動の利便性が向上する見込みである。これに対する質疑では、住民の利便性向上や地域活性化への期待が示された。
また、承認第1号から第3号までの専決処分の承認も行われ、特に令和4年度の一般会計補正予算に関する承認が重要視された。特に、厚真町一般会計補正予算(第15号)に対しては、総務課財政担当参事の中田倫子氏が目的を詳述した。議員たちは質疑を通じてその内容を精査し、全会一致で承認を決定した。
さらに、議案第7号「令和4年度厚真町一般会計補正予算(第17号)」も承認され、行政運営の必要性を反映した内容であることが強調された。議会においては、地域に密着した施策が中心に議論されたことが印象的であり、厚真町における住民サービス向上につながる期待も高い。
会議は新型コロナウイルスの影響を考慮しつつ、全議員が出席の下、前向きな意見が多数交わされた。議長の渡部孝樹氏は、議会の活発な議論を受けて、延会を宣告し議事を終了した。