令和元年5月7日に行われた全員協議会では、多治見市の重要な議題が取り上げられた。
この会議は、臨時議長の加藤元司市議が開会を宣言し、出席した議員の自己紹介から始まった。
続いて、第2回(5月)臨時会に提出予定の議案が総務部長の打田浩之氏によって説明された。議員からは条例改正の施行日について質問があり、打田部長は法令の改正タイミングに合わせて対応する考えを示した。
次に問題に上がったのは、「たじっこクラブ」の次期委託の方針と利用負担金の改定についてだ。教育長の渡辺哲郎氏が説明し、この事業の重要性を強調した。議会内で支援員不足が深刻な問題であることが認識され、井上あけみ議員が国の支援員の待遇改善について尋ねると、教育委員会事務局課長の伊藤香代氏は、多治見市としては従来の基準を維持する方針であると回答した。
次の議論では、委託料の増額が提案され、三輪寿子議員が利用者負担金の値上げは矛盾していると指摘したところ、伊藤氏は国の方針に近づける一歩としての意味を強調した。これに加え、教育長は、国の補助金の基準が変化しており、これを考慮に入れることが重要であると述べた。
また、議題の中では、会派代表者会議における決定事項についての説明がなされたが、特に意見交換は行われなかった。その他の議題に関しても特段の質疑応答はなく、議会はスムーズに進行した。
最終的に、全員協議会は午前10時49分に終了した。この会議での協議事項は、今後の市政運営において重要な指針となることが期待されている。