令和2年9月1日、二本松市で定例会が開催された。
出席した議員は22人で、議会は成立している。
事務局職員や市長、教育長を含む説明員らが出席し、議題が進められた。
最初に、議長である本多勝実氏が開会を宣言した。新型コロナウイルス感染症予防対策の一環として、マスクの着用を徹底する旨が伝えられた。続いて、今期の定例会では、教育総務課長の欠席が報告された。
議長はまず、昨日の会議の報告を行った後、会議録署名議員を指名した。議録署名は、20番の佐藤源市氏、21番の平栗征雄氏、2番の坂本和広氏に決定した。これにより、正式な議事録が作成される。
次に熊田義春議員が、議会運営委員会の結果を報告した。会期については、9月1日から17日までの17日間とすることが決定された。
市長の提案理由説明では、職員の新型コロナウイルス感染状況が報告された。合計2名の職員が感染していることが確認され、速やかな消毒作業が行われた。市長は、引き続き感染防止策に努めることを強調した。
また、特別定額給付金の給付状況も報告された。全市民5万4010人を対象に5月11日から申請を受け付け、最終的に99.68%の世帯が給付を受けたことが強調された。財政的には一般会計が黒字決算であり、令和元年度の収支差は14億7458万円となっている。市税の落实等に関する報告もあった。
議案の上程が行われ、32件の議案が一括審議されることとなった。決算認定や条例改正案が中心で、特に介護保険条例や国民健康保険税に関する改正案が挙げられた。これに対し、議員から意見や質疑が行われる見込みである。
請願や陳情も議事に付され、特に新型コロナウイルス感染症対策に関わるものが重要視されている。議長は、今後とも議会活動の円滑な運営を進めていく方針を示した。次回は、一般質問を行う日程で、9月3日に再開することが決定された。