令和2年12月1日、二本松市における定例会が開催された。
本会議は、新型コロナウイルス感染症対策として、議場内でのマスク着用が求められた。出席議員22人により、会議は成立した。議長の本多勝実氏は、会議録署名議員として鈴木一弘氏、石井馨氏、加藤建也氏を指名した。
会期は本日から15日までの15日間と決定された。市長の三保恵一氏は提案理由を説明し、29件の議案について概要を報告。特に、二本松市総合計画の策定や新型コロナウイルス感染症対策の為の資金融資利子補給補助金基金条例の制定が重要な議題として挙げられた。
議案第117号にあたる二本松市総合計画の策定は、今後の地域発展に向けた基盤づくりを目指すものである。議案第120号では、コロナ対策に特化した補助金基金の設置の必要性が強調された。これにより、中小企業を支援し、地域経済の回復を図る方針である。
また、議案第118号は新市建設計画の変更を含め、地域間の連携強化を目的としている。この議案も議員より関心が寄せられることが予想され、議会内での詳細な議論が将来的に行われる見込みだ。
さらに、二本松市における福祉関連の条例改正も進行中であり、特に生きがいデイサービスセンターの条例が改正されることで、利用者支援の充実が図られる。議長は今後の通告者数が9人であることも併せて報告し、一般質問の日程を設定した。
この定例会の結果、二本松市では引き続き地域住民へのサービス向上を目指す姿勢が示された。議会としても、地域のニーズに応じた施策の展開が期待される。