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二本松市議会、5月臨時会で新型コロナ対策予算案を可決

令和2年5月1日、二本松市議会は新型コロナ対策関連の予算案を審議し、議案を全員異議なしで可決。
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令和2年5月1日、二本松市議会は臨時会を開催し、新型コロナウイルス感染症関連の重要議案を審議した。本会議では、市長からの予算案や条例改正に関する説明が行われ、議員たちによる質疑が続いた。

まず、三保恵一市長は「新型コロナウイルス感染症緊急経済対策に係る国の第1次補正予算に伴い、特別定額給付金給付事業などに関する予算を審議してほしい」と述べた。議案第50号は、後期高齢者医療に関する条例の一部改正を求めるもので、すでに専決処分が施行されたことも明らかにした。

次に、議案第51号では一般会計補正予算が提案され、歳出における重要項目が紹介された。特に、特別定額給付金の給付事業にかかる予算は54億5,330万円、民生費および保健衛生費もそれぞれ数百万から数億円にのぼる。この総額は402億1,733万円となる見込みである。また、給付金の支給対象者は約53,986人、実施日は5月15日を目指すとした。

質疑の中で、小野利美文教福祉常任委員長は子育て世帯への臨時特別給付金の対象人数を確認し、「児童手当の給付対象である6,373名のうち、所得制限により対象外となる180名を除くと、対象者は6,193名」と説明した。議員たちは、感染症予防のための資材準備についても質疑し、医療機関への防護具支援が行われるとの回答を得た。

採決の結果、議案は全て異議なく可決され、臨時会は順調に終了した。議長の本多勝実氏は「今後とも迅速な対応を心掛けたい」との意向を示した。

新型コロナウイルス感染症対策は急務であるため、議会は迅速かつ積極的に行動している。この臨時会は、その一端を担うものとなった。

議会開催日
議会名令和2年5月第3回二本松市議会臨時会
議事録
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