令和2年8月5日、二本松市議会は第7回臨時会を開会した。
会議では、市長が提案した議案第75号が議題となった。この議案は、GIGAスクール整備事業により、小中学校で使用するタブレット端末を全児童生徒及び教員分を購入するものである。
市長の三保恵一氏の説明によれば、タブレット端末4134台の購入は、実際に2億5,278万円となり、入札により株式会社エフコムが落札した。このタブレット端末は、小学校2,402台、中学校1,392台、そして教員用234台、予備として72台が含まれている。
質疑の中で、議員の加藤建也氏は、教員分のタブレット端末の数を求める質問を行い、教育部長の篠塚浩氏は、児童生徒用が3794台であることを説明した。
また、加藤氏はタブレット端末とキーボードの数量に対して胚を述べ、篠塚氏は教員分は含まれていないと答えた。細かな質疑を経て、議案は文教福祉常任委員会へ付託されることが決まる。
その後、委員長の平敏子氏がこの議案の審査結果を報告した。議案第75号は全会一致で可決された。これにより、今期会議は予定通りの内容で終了した。特にこの議案は、タブレット端末の管理を各学校に入れ、故障時には備品が使用される方式を導入することに重点が置かれている。
今議会を通じ、議員たちは各学校でカリキュラムが有効に活用されることを期待していることが強調された。議会は11時49分に閉会し、次回の会議を待つこととなる。