令和元年6月の定例会が開催され、重要な議題が取り上げられた。
特に注目されたのは、国民健康保険税の引き下げについてである。国民健康保険税の引き下げは、平成30年度の黒字を繰り入れる形で実現した。
市民部長の早川東氏は、現年度分の国民健康保険税が一人あたり前年比で6,670円引き下げられると述べた。
さらに、議員からの質問に対し、現行の子どもの均等割について、全国の自治体で減免措置が進む中、二本松市でも何らかの形での減免を検討すべきと強調した。
これに対し、市長の三保恵一氏は、全国の動向や国の方針を注視しつつ、減免措置の実施について検討する意向を示した。
もう一つの重要な話題は、油井小学校の増築で、教育部長の市川博夫氏が馴染んで予算が計上されている。
生徒数増加に対応するため、令和3年度供用開始を目指し、計画通りに進める方針を確認した。
安達駅周辺整備も盛り込まれ、交通安全確保のため、県道の改良が必要とされる。
交通量の多さから、早期改良を経て、早急な整備に向けて、県に要望をしていく方針である。
最後に、集会施設の設置に関しても言及があり、市民のニーズに基づいて整備する方向で検討している。
市民部長は、地域住民が主体的に集会施設を整備する意義を強調した。
議会では、地域のコミュニティ形成や健康増進が重要な課題であり、市民の福利厚生に寄与するための施策が求められている。