令和4年3月1日、二本松市議会は、定例会を開会し様々な議題について討議した。
参加者は22名の議員に加え、市長の三保恵一氏、副市長の齋藤源次郎氏らが出席しており、本会議は全議員の出席をもって成立した。
この日の議題は、会議録署名議員の指名、会期の決定、議案等の一括上程等が含まれている。
特に注目すべきは令和4年度の一般会計予算に関する説明である。市長の三保恵一氏は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に悩まされている現状を強調し、地域の健康を守るためにワクチン接種推進等の諸対策に取り組むと述べた。
また、令和4年度当初予算の編成にあたって、総合計画の目指す四つの基本目標に沿った事業を積極的に進める方針を示した。「健康で暮らし続けられるまち」を実現するため、地域福祉計画や健康増進事業などへ予算措置を計上することを説明した。
さらに、市の財政状況についても言及があり、2024年度の予算総額は291億1,966万4千円、前年度比で3.9%の減少を見込んでいるとした。市民生活を支える施策も含まれ、交通対策や福祉施策が強調されている。
最後に、請願の付託報告も行われ、特に消費税のインボイス制度に関する請願などが所管常任委員会に付託されることが伝えられた。会議は再開の予定も明らかにしつつ、閉会となった。