令和4年1月21日、二本松市議会は第1回臨時会を開会した。
副議長の堀籠新一氏は、新型コロナウイルス感染症予防のため、マスク着用を求めた。
本日の会議では、出席議員21人と欠席議員1人を確認し、会議の定足数が満たされたことを報告した。
市長の三保恵一氏は、本会議に提出された議案について説明した。
議案は、工事請負契約に関するものであり、具体的には南小学校の校舎長寿命化工事、電気設備工事、機械設備工事の3件である。
これらの工事は、令和3年12月に入札が行われ、合計約9億円の契約となった。
さらには、令和3年度一般会計補正予算案も提案された。
この予算により、地域振興のための基金の増額や、新型コロナウイルス感染症対策の様々な措置を講じることが計画されている。
具体的には、約1億4千万円の補助が非課税世帯に対して支給される予定だ。
また、議案に対する質疑が行われ、議員より各種支援策の手続きや経過に関する具体的な確認があった。
特に、住民税非課税世帯に対する給付金についての質疑が焦点となったが、スムーズに進むことが確認された。
議会運営委員長の熊田義春氏は、会期決定について報告を行い、今期臨時会の期間がこの日のみに定まったことを発表した。
その後、提出された4件の議案は、全ての委員会で異議なく可決された。
この組織的かつ迅速な審議を通じて、議員たちは市民の生活向上に向けた財政的支援や工事の早期実施を求めており、今後の動向に注目が集まる。