令和3年11月19日、二本松市議会は臨時会を開催した。
今回の議題では、市長提出の補正予算が大きな焦点となった。
市長の三保恵一氏は、現行年度の一般会計に2億3,368万9,000円を追加し、総額を330億1,686万3,000円に引き上げることを提案した。
この追加予算は、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種に係る経費に充てられる。
また、報告第21号として、専決処分による損害賠償額決定の経緯が報告された。
市道の木から落下したクルミによる車両損傷について、相手方との示談が成立したことから報告されている。
議案第110号に関しては、委員会での審査結果も報告された。
文教福祉常任委員会の平敏子委員長は、3回目ワクチン接種のスケジュールと方法について詳細な質疑が行われたと示した。
質疑内容では、接種が12月から開始され、集団接種も3月から始まる計画であることが説明された。
また、3回目のワクチンがファイザー社のものに加え、モデルナ社の使用が考えられることが指摘された。
この結果、委員会は原案の通り可決することに異議がなかった。
本日はすべての議案が原案通り可決され、議会は円滑に終了した。
市議会は今回の臨時会を通じて、感染症対策を考慮した施策の実行に向け、一歩前進した。