令和3年9月の定例会が、9月13日に開催された。
会議では、複数の議題が取り上げられ、主に佐藤源市議による一般質問が注目を集めた。まず、カントリーパークとうわの施設管理に関する質問が提起された。佐藤議員は、管理体制の課題を指摘し、特に草刈りの頻度や業者の知識不足が問題であると強調した。この点に関して、教育部長の内藤徳夫氏は、芝生管理の重要性を認識し、適切なタイミングで芝刈りを行う方針を説明した。
次に農業振興策について議論が行われた。特に、太陽光発電の農地活用や農産物生産状況が取り上げられ、農業委員会事務局長の高根功幸氏がその実態を説明した。今後の農地の有効活用については、農業者への支援と新たな経営スタイルの導入が重要であると述べ、多くの意見が出された。
水道事業についても重要な議題となった。議員は水道事業の財政計画や水道料金の統一に関する見解を求めた。建設部長の磯川新吾氏は、安全で安心な水供給を維持するための施策を説明し、料金統一については、過去の合併協定に基づき検討を進めることを述べた。一方、老朽管の更新に関する懸念が指摘され、特に、本町通りの水道管の老朽化が問題視された。
最後に、8月の長雨による農林道等の被害対策についても触れられ、市の復旧作業のスピード感が求められた。各議員は、適切な復旧体制の構築と予算計画が必要であることを強調し、議論が続いた。議会は、これらの重要な事項を踏まえ、地域における課題解決に向けて取り組む姿勢を示した。