令和元年第6回二本松市議会9月定例会が開会され、さまざまな議案が上程された。この定例会では、市長の三保恵一氏が提案した41件に上る議案が議題として取り上げられた。特に、財政状況の報告や決算の認定に関する重要な議案が含まれた。
会期は、9月3日から24日までの22日間と決定されたことが報告された。議長の本多勝実氏は、この会期内に市長提出の追加議案が提出されることも伝えた。特に、予算に関しては、経費の節減や借入金の管理がなされており、決算は前年度に比べて好調であるとした。
市長の三保恵一氏は、「一般会計歳入歳出決算では、歳入が328億9,220万1,000円、歳出が312億3,239万8,000円となり、16億5,980万3,000円の黒字決算を達成した」と述べた。また、国民健康保険や介護保険特別会計でも黒字決算が報告され、市の経営状態は良好であることが強調された。
請願の報告もあり、新たな意見書の提出が求められている。具体的には、「ふくしま学力調査」の中止を求める請願や、被災児童生徒の支援の継続を求める意見書提出などが取り上げられた。議員들은請願の重要性を認識し、その対応を検討する姿勢を示している。
また、補正予算の説明が行われ、災害復旧や各種公的サービスに必要な予算が計上される予定である。特に、7月の豪雨に関連する災害復旧事業に必要な経費が計上されており、地域住民の安全確保に向けた取り組みが期待されている。