令和元年12月12日の会議において、様々な議題が論じられました。
まず、台風19号の影響についての議論が行われました。特に、河川の管理と排水ポンプの設置について、発言者たちが懸念を表明しました。市民部長の早川氏は、記録的な豪雨の際、阿武隈川周辺の最大水位が12.8メートルに達したことを指摘した上で、排水ポンプ場の稼働状況も説明しました。排水ポンプはこの危機的状況において機能しており、早急な復旧作業が進められることが期待されています。
また、歩道設置に関する取り組みも議題に上がりました。建設部長の磯川氏は、市内の各小・中学校周辺の通学路における歩道の設置状況を報告し、整備率が二本松地域で約36.8%にとどまることを述べました。教職員と保護者が集まり、通学路の安全性向上に向けて協力が求められる中、数多くの学校が効果的な解決策を模索している様子が示されました。
新電力の自由化による電力料金の入札結果については、総務部長の三浦氏が、削減金額が約7560万円に達し、電力料金の削減率が27.8%に達していることを強調しました。また、指定管理者に新電力への切り替えを推奨する方針があることも報告されました。
子ども・子育て支援については、教育長の丹野氏が、プール開放の是非や学校での教育プログラムの充実について発言し、授業時間の確保と生徒への過度な負担を考慮した結果、鼓笛パレードに関しても中止する方針が示されました。教育現場の負担軽減と向上のための施策が求められています。
その中でも、歩道設置の必要性や地域全体の安全対策は非常に重要な問題とされており、多くの発言者達が声をそろえてその重要性を訴えました。地域の交通安全に関する議論の中で、この問題が更に重要な課題として浮かび上がってきたことは明らかです。