令和5年12月5日、二本松市議会は第6回定例会を招集した。全ての議員が出席し、スムーズな進行による議事が行われた。
議事日程では、まず会議録署名議員の指名が行われ、本多俊昭議員、熊田義春議員、小野利美議員が指名された。続いて、今期の会期が12月5日から18日までの14日間と決定された。会期中には、追加議案が提案される予定である。
私たちは、市長提出の議案第92号から117号までの26件を一括議題にし、請願4件も合わせて審議された。市長の三保恵一氏は提案理由を説明し、特に市職員の給与に関する改正がなされたことを強調した。具体的には、若年層の給料を平均1.2%引き上げること、期末手当の支給割合を引き上げることなどが含まれる。また、国民健康保険税や教育・保育施設に関する条例の改正も提案されている。
特に行政視察の報告においては、視察結果が多くの参考を提供した。小林均総務市民常任委員長は、視察先の加須市、町田市、入間市、秦野市で見聞きした施策を紹介した。これにより、ごみ処理やリサイクルの取り組み、バイオガス化施設の導入など将来の施策に役立つ知識が得られたのではないか。