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南相馬市議会、補正予算3億8,558万6,000円を可決

令和4年8月8日、南相馬市議会で補正予算3億8,558万6,000円が可決。物価高騰や地震被災に対応した施策が強調される。
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令和4年8月8日、南相馬市議会では臨時会が開催され、議案第77号の令和4年度一般会計補正予算が討議された。この補正予算の可決により、市の財政は緊急対応策を進めることが求められている。

議長を務める中川庄一氏は開会に際し、出席議員が定足数に達していることを確認した。最初の議題では、会議録署名議員として志賀稔宗氏、平田武氏、大場裕朗氏が指名された。続く会期の決定では、臨時会の会期が本日1日間と決定された。

そして、門馬和夫市長が提案理由を説明。この補正予算は、原油及び物価の高騰への対応や、福島県沖地震の被災に対する補正を含む。具体的には、3億8,558万6,000円が追加され、総額は454億9,921万4,000円となる。市長は特に、給水車の派遣を行ったことを述べ、8月3日の大雨による災害への対応を報告した。

市民生活部長、佐々木忠氏は、マイナンバーカードの申請率向上が原油及び物価高騰への影響緩和につながるとの見解を示し、申請支援を行っていると強調した。市では、現在の周知不足を解消し、住民に対してマイナンバーポイントを取得させるための支援強化に努めると語った。

特に、高橋真氏の質問に対して、市民生活部長は、「マイナンバーカード取得に伴うポイント制度は消費の支援になる」と説明。今後、マイナンバーカードの申請支援も積極的に行う考えを示した。

また、健康福祉部長の岡田淳一氏は、物価高騰に対する生活困窮世帯への支援を説明。在宅支援策において、自己負担なしで給付金を交付し、生活保護世帯にも影響を与えないとの見解を述べた。

最後に、議案第77号は、特段の議論なく、全会一致での可決が決定された。これにより、議会は令和4年度一般会計補正予算を確定し、迅速な対応が可能となった。議会は、南相馬市民の生活支援と災害復旧に向けた施策を進めていく姿勢を改めて確認した。

議会開催日
議会名令和4年8月南相馬市議会臨時会
議事録
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