令和4年2月17日、南相馬市議会において臨時会が開催された。
この会議で、議長の中川庄一氏が開会を宣言し、出席議員22名全員が定足数に達していることが確認された。日程は、会議録署名議員の指名、会期の決定、そして議案第1号に関する質疑・討論・表決が含まれている。
議事最初の項目では、会議録の署名議員として、菊地洋一氏、大岩常男氏、岡崎義典氏が選ばれた。続いて、会期について議論され、本臨時会の会期は本日1日となることが異議なしで決議された。
議案第1号、すなわち令和3年度南相馬市一般会計補正予算について、市長の門馬和夫氏が提案理由を説明した。市長は2期目に就任したことに触れ、定期的に進行する新型コロナウイルスへの対応に全力で取り組むと述べた。
さらに、コロナウイルスに関する現在の状況についても報告し、感染者数が高止まりしていることから、公共施設の利用制限やイベントの中止を検討する姿勢を示した。
予算案の具体的内容としては、歳入・歳出それぞれ4,688万9000円を追加し、総額538億5193万4000円となることが伝えられ、賛同を求めた。質疑の時間には質問がなく、委員会への付託は省略が認められた。
最終的に、本案は原案通り可決され、会議は午前10時08分に閉会した。市長は議員や市民への感謝を述べ、市政運営への協力を期待している。なお、引き続き感染防止対策の徹底を求め、ワクチン接種の進行にも言及した。