令和5年5月9日、南相馬市は第2回臨時会を開催した。議題は、専決処分に関する報告や令和5年度一般会計補正予算など多岐にわたる。
市長の門馬和夫氏は、冒頭に新型コロナウイルス感染症のクラスターについて報告した。感染者数は19人であり、業務が影響を受けたことをお詫びした。また、現在、職員間の感染は収束していると述べた。
会合では、議案第41号及び第42号の専決処分に関する報告があり、承認を求めた。門馬市長は「地方自治法に基づくもので、適切な手続を経て報告している」と説明した。
議案第43号、一般会計補正予算では、物価高克服に向けた追加策として、歳入歳出それぞれ約2億2,435万円を追加し、総額438億9,421万円となることが示された。これは政府の支援を受けたもので、特に低所得者世帯の負担軽減に寄与することを目的としている。
さらに、郡俊彦議員が今回の補正予算について質疑を行い、「今回の施策によりどれほどの ethooryが見込まれているか」と問いかけた。その後、事務局は、関連する施策数はこれまでの給付金支給事業により増加していることを明らかにし、南相馬市としての必要な施策を講じる必要性についての認識を示した。
本会議では、各議案は無事に承認され、南相馬市は今後も市民生活を守る施策展開を進めていくと約束した。最後に、報告第2号についても質疑が行われ、議会は円滑に終了した。
南相馬市の市議会は市民に寄り添って、特に物価高騰の影響を受けている層への支援を強化している。今後の施策が市民の生活にどのように寄与するかに注目が集まる。