南相馬市議会は令和元年6月19日に開催され、各議員が様々な重要な事項について質問した。
市役所改革の取り組みとして、小川尚一議員が行政経営や働き方改革に注目し、具体的な施策について意見を述べた。また、南相馬市立病院については、病院経営理念の徹底と地域医療のあり方が報告された。
さらに、スポーツ振興のまちづくりに関する議論もあり、スポーツ施設の活用や市民交流が取り上げられた。特に、地域健康づくりの観点からスポーツ活動の促進が求められた。
交通安全政策については、高齢者の交通安全対策や公共交通の現状と課題が指摘され、地域における交通弱者への配慮が強調された。生活保護受給者を対象とした福祉政策には新たな熱中症対策も盛り込まれ、迅速な対応が求められた。
待機児童問題も取り上げられ、保育士の永続的な確保が課題として挙げられた。今後の保育施設整備についても重要視されている。
観光資源として北泉海水浴場の再開が決定されたことも重要なトピックとなり、その活用法について議論が交わされた。さらに移住促進や外国人の受け入れに向けた施策の強化が提案され、特に子どもの英語教育や外国人支援が重要な課題として浮上した。
最後に、環境省による除去土壌再生利用事業について、市が主導する形での周知・説明が求められた。全体を通じて、南相馬市の持続可能な発展に向けた様々な施策への取り組みが強調された。