令和5年12月11日、南相馬市議会において、さまざまな問題が議論された。
最初のアジェンダとして「100年のまちづくり」が掲げられており、特に南相馬市内の経済振興や子育て支援策について意見が交わされた。
「市民が望む安心して暮らすことができるまちを目指す」として、現業に従事する職員の意識改革、活躍の場を広げるための新たな取り組みが提案された。
さらに、消防用設備の点検状況についても言及され、さまざまな公共施設に対して法令を遵守した適切な管理が行われている必要性が強調された。特に、現在の消防用設備の状況をチェックし、責任ある運営が求められている。
次に市立病院についての議論では、令和6年度に向けた医療人材の確保が中心テーマであり、病院の経営改善をどう進めるかが焦点となった。医療の質を確保し、患者数の増加を図るためには、必要な人材を供給することが必須であるとして、その取り組みが強調された。
さらに、保育問題も重要視され、保育士の確保や待機児童数の改善策が求められる中で、行政区による負担軽減の必要性も言及された。
防犯灯設置の基準についても見直しの必要があり、市民や自治体が求める要望に応えた形で「安全で安心なまちづくり」がなされる必要がある。
最後に、移住支援策としての住宅支援制度の拡充が提案され、若い世代の市内定住や子育て支援の観点から考慮されるべきであるとの意見が出た。特に、地方での住宅供給や移住者にとっての住環境の整備が急務となっているため、地域の活性化が求められる。