令和2年3月10日、郡山市の定例会では、市政一般質問の3日目が行われた。議員らは新型コロナウイルスや台風19号からの復興に関する問題について質疑を交わした。
まず、新型コロナウイルス対策について、"山根悟議員"は政府の施策を受けた市の取り組みを質問した。市長"品川萬里氏"は、児童クラブの開設などを進め、約650件の相談を受けた実績を報告した。市では相談窓口を拡充し、教育機関との連携を強化しつつ、特別支援学級の運営に力を入れていることを強調した。
次に、"山根悟議員"は固定資産税の減免に言及し、台風による被害を受けた住民への支援策を強く求めた。"鈴木弘幸税務部長"は、昨年の災害を受けた固定資産税について、すでに減免措置が施行されていることを説明した。
また、河川整備の進捗に関する質問も上がった。"若竹裕之建設交通部長"は、阿武隈川の河道掘削など治水工事の必要性を述べ、国との連携を強化する方針を示した。
さらに、浸水ハザードマップの改訂状況について"若竹裕之建設交通部長"からの報告があり、市民に周知する方策が検討されていることが伝えられた。議会では、災害時の被災者支援や緊急時の避難行動の重要性が再確認された。
最後に、なぜハザードマップの存在が周知されないのかとの質問もあり、"若竹建設交通部長"は現在進行形で改善を図っていると答えた。