令和5年伊予市議会第4回(9月)定例会は、9月11日に開かれ、多岐にわたる一般質問が行われた。本会議では、門田裕一議員が本市のごみ減量対策について言及し、可燃ごみに関連するごみ袋の無料化を求めた。市長の武智邦典氏は、現状の有料化継続の必要性を強調し、有料ごみ袋が資源ごみの分別促進に寄与している趣旨を述べた。
続いて、平岡清樹議員は耕作放棄地問題の深刻さを指摘した。彼は地元の耕作放棄地の状況を報告し、伊予市がどのように対策を講じているかを問うた。また、EDUCATIONについても言及し、過去に伊予市が行った施策では効果が出ていないとの見解を示した。
さらに、吉久俊介議員はふたみの夏祭りについて質問し、地域イベントへの市の支援について確認した。伊予市は、雨天に便乗して若者がイベントを中止にする事態を避けるためにも、イベントの開催を応援すべきとの考えを示した。
また、日野猛仁議員は青少年福祉について言及し、地域社会との関わりを強化するための教育の重要性を訴えた。彼は、今後のサポート体制の強化並びに、家庭環境の改善等についても提言した。
総じて、伊予市の地域活性化に向けた意見が多数提起された会議となった。418の地域や家庭での孤立化が問題視されており、教育長はその重要性を強調した。さらに、ふるさと納税制度などの活用により、地域の振興を進める必要があるとの考えが示された。