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伊予市議会第1回定例会で議案28件が可決

令和3年3月17日、伊予市議会は第1回定例会を開催し、議案28件について全会一致で承認した。
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令和3年3月17日、伊予市議会の第1回定例会が開催された。議題には、議案や報告書の審議のほか、発議の採決も含まれていた。

 本議会では、議案第13号「令和2年度伊予市一般会計補正予算(第13号)」の訂正があり、皆川竜男財政課長が表記の誤りについて説明を行った。具体的には「橋梁維持事業」に関する事業名と金額の誤記が修正され、「橋梁維持事業2,500万円」と「橋梁新設改良事業4,100万円」の2つに分けられたものだ。

 続いて、各常任委員長から付託されていた議案の報告が行われた。総務委員長の北橋豊作議員は、松山市と伊予市の連携について説明した。今後は、特にSDGsを意識した施策が展開される予定であり、具体的には45の項目が策定され、将来のビジョンに関連付けられるとのことだ。

 また、民生文教委員会での質疑では、新型コロナウイルスの影響で児童運営費などが減少したことが挙げられ、影響の有無について質問がなされた。向井哲哉議員(民生文教委員長)は、教育現場の対応状況について報告した。

 産業建設委員会の報告では、平岡清樹議員が農業振興について言及し、厳しい状況にもかかわらず本市の農業者が持ちこたえている状況が説明された。特に政府の新制度により補助金が支給されているが、コロナ禍に対する心配も示されていた。

 提案された発議第2号と第3号の審議も行われ、伊予市議会規則及び委員会条例の改正が可決された。これにより、市議会の姿勢や運営の向上が図られることが期待されている。また、議会改革特別委員会の報告では、多数項目の改善が確認され、市民に開かれた議会を目指す取り組みが継続されることとなった。

 最後に、武智邦典市長から閉会の挨拶が行われ、新年度に向けた意気込みや今後の市政運営における市民との連携を強調した。議会は、予算案及び各議案についてすべて全会一致で可決した。これにより、伊予市は新年度へ向けての準備を進めることになる。

議会開催日
議会名令和3年第1回伊予市議会定例会
議事録
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