令和5年6月16日、伊予市議会第3回定例会が開かれた。
本日は、会議録署名議員の指名から始まり、複数の議案と報告が審議された。
議案第34号に関する質疑では、正岡満議員が新しい中継処理施設について質問を行った。
その際、武智邦典市長は、松山市および近隣市町との協議を通じて施設の具体的な内容を構築中であると説明した。
「新しい施設は令和12年を目途に完成を目指す」と市長は語った。
続いて、議案第35号から第43号に関する質疑も行われた。
具体的には、伊予市印鑑条例や伊予市手数料条例、特定教育保育施設に関する基準の改正などが議題に上がったが、いずれの議案においても質疑は行われなかった。
特に注目を集めたのは、議案第38号の令和5年度一般会計補正予算である。
川口和代議員は、企画費の中に含まれるがんばる地域応援事業補助金について質問を行った。
地域創生課長の松本宏氏は、「本事業は、一般財団法人地域活性化センターからの助成金に基づき、地域の活性化を図るもので150万円を交付予定」と答弁した。
また、議案第39号から第43号には、国民健康保険、介護保険、飲料水供給、そして下水道事業の補正予算案が含まれたが、質疑は行われなかった。
最後に、報告第7号から第9号も質疑を受けたが、質疑は行われず、すべて受理された。
山岡慎司氏の説明によると、議案にかかる議論は進む中で、やはり住民からの反応も必至であり、今後の説明会の実施にも言及した。
本日の会議は午前10時36分に散会し、次回は6月22日を予定しており、一般質問が行われる予定である。