令和2年第5回伊予市議会定例会が9月2日に開かれ、多くの重要な議案が審議された。
特に注目されたのは認定第1号から第13号までの決算報告である。
この中の令和元年度一般会計歳入歳出決算の認定に関しては、特に歳出の管理が厳格に行われたことが議員から評価される一方、今後の改善点についても質疑が行われた。
「歳出において無駄を省く努力を」などの発言が相次ぎ、さらなる透明性を求める意見が強調されたのも印象的であった。
また、議案第86号から第97号も一括審議された。この中には、公共施設等の指定管理者の変更や新規計画も含まれており、特にフジトラベルサービスが今後の指定管理者に選ばれたことは注目を集めた。
市長の武智邦典氏は「指定管理者の選定においては、地元経済の振興と観光資源の活用を図る重要なプロジェクトである」と強調し、それにより経済の活性化に寄与することを期待した。
報告第18号においては、一般会計補正予算が1億2,200万円に上ったことも話題となった。これは主に新型コロナウイルスの影響を受けた事業者への支援を目的としており、経済活動の回復を目指した取り組みとして語られた。
「この補正予算は市民の生活を守るために必要不可欠であり、今後も柔軟に対応していきたい」と市長は述べた。