令和元年9月10日、伊予市議会第4回(9月)定例会において、主要なアジェンダが議論された。
議席に立った北橋 豊作議員は、農業基盤強化について具体的な質問を投げかけた。彼は新規就農者への支援として、現況耕作面積の取得基準について緩和を求めた。
続いて、防災・減災対策についても討論を促し、台風による避難情報の発信やブロック塀の管理状況について詳細な説明を求めた。市長の武智 邦典氏は、装備の整備と過去のデータに基づく迅速な対応の重要性を強調した。
次に、北山崎海岸の高潮対策では、住民説明会の開催状況や今後の事業スケジュールについても論じられた。
平岡 清樹議員は予算計上時の見積もり徴取について疑問を呈し、複数業者からの見積もりを求めるべきとの考えを示した。市長は、現行の慣例が合理的かつ公正なものであることを解説したが、地域間のタイムリーな情報の交換についてはさらなる努力が必要と認めた。
多岐にわたる質疑の中で、ふたみシーサイド公園での海水浴場内事故についての議論も行われた。事故発生後の情報伝達の遅れに対しては、教育委員会の佐々木 正孝事務局長が、将来の事故防止に向けた取り組みを約束した。
水田 恒二議員は、消費税増税対策としてのプレミアム商品券の導入に関して、市民の意見を伺い、さらに低所得者への配慮を求める意見を述べた。