伊予市は新駅南伊予駅の開業を機に、地域活性化を図るためのイベントの開催を検討している。南伊予駅は令和2年に開業し、地域住民や関係者は、開業3周年を迎えるにあたり、イベント開催を強く望んでいる。市長は、地域住民が主体となった事業を支援する意向を示しており、これを実現するためにはJR四国との連携が不可欠である。過去にはコロナ禍でイベントを中止せざるを得なかったが、地元関係者の協力によってイベントを企画できることを期待している。
加えて放課後子ども教室(伊予小校区)の運営事業も注目されている。伊予市は地域ボランティアを活用し、多様なプログラムを提供してきたが、最近では参加者が減少傾向にあるという。市民福祉部長は、放課後児童クラブとの連携を強化し、多面的な支援を行う姿勢を明らかにした。他地区においても同様の取り組みが進められているため、伊予市でも引き続き推進していく方針である。
さらに、南伊予地区における公園設置の必要性も議論に上がっている。南伊予地区には公園がなく、特に子育て世代から公園設置の要望が高まっている。市は駅周辺にサイクルステーションを併設する形で広場整備を検討しており、今後、個性的な地域づくりに向けての具体化が期待されている。
一方で、コロナワクチンによる重篤な副反応についても重要なテーマとして浮上している。市は副反応報告制度を設け、市民への周知活動を強化している。市民が自己判断でワクチン接種をなさるために必要な情報を提供する責任を感じている。しかしながら、ワクチン接種のメリットとデメリットを声高に伝える職務はしっかり行う必要があるとの認識を持ち続けている。現在のワクチン接種が個人の健康に及ぼす影響を留意しつつ、今後も市民に寄り添った対応を行う考えを示した。