令和5年第3回伊予市議会定例会が7月4日に開催された。
議事日程には、感謝状・表彰状の伝達が組まれており、元議長の「日野猛仁議員」と元副議長の「平岡清樹議員」がそれぞれの功績により感謝状を受け取ったことが報告された。また、長年の活動を評価され「高田浩司議員」も表彰を受け、本市の議会を代表する存在としての役割を改めて認識された。
さらに、議案第34号から第43号までについては、常任委員会の審査報告が行われ、原案通り承認された。これに続き、議案第48号から第66号では、農業委員会の委員任命についての議案が示され、全会一致で承認された。市長の「武智邦典氏」が述べた通り、法令に基づく推薦制度のもとで新たに選任されることは、地域の農業振興につながると期待されている。
議会改革特別委員会の中間報告も行われ、議会の活性化を目指す取り組みが詳細に述べられた。特に、昨年の「女性議会」による市民参画の促進や、ICTを利用した議会活動の透明性向上が強調された。
審議全体を通して「川口和代議員」や「金澤功議員」からの質問が投げかけられ、審査内容に対する議員の関心が高まっている様子が伺えた。特に市民参加型の議会に向けて、今後もさまざまな工夫を凝らしていく方針が示された。
議会終了後、武智市長は市政運営への感謝と今後の協力を求める挨拶をし、ひきこもり支援のための連携協定を締結予定であることを明かした。特に、今後の子ども支援活動の重要性を訴え、より多様な施策の展開を目指しているとのこと。
今回の定例会では、新たな課題への対応や議会改革が進められ、市民の声を反映した市政運営に向けての一歩となることが期待される。議員一人一人が自己の役割を自覚し、さらなる地域貢献に務める姿勢が求められる。