令和3年第2回伊予市議会臨時会が、5月7日に開催された。最初に、臨時議長の佐川秋夫議員が議会を開会し、武智邦典市長が招集の挨拶を行った。
市長は、選挙に当選した議員へ祝辞を述べ、再選への決意を語り、今後の市勢発展に向けた協力をお願いした。その後、臨時議長は議事日程に従い、仮議席の指定、議長の選挙、議席の指定、会議録署名議員の指名、会期の決定が行われた。
日程第2の議長選挙では、出席議員全員による投票で日野猛仁議員が当選。日野新議長は「市民生活の向上に貢献していく」と抱負を述べた。
次に、副議長に平岡清樹議員が選出され、常任委員や議会運営委員の選任が行われた。これに続いて、伊予市松前町共立衛生組合議会議員、伊予地区ごみ処理施設管理組合議会議員、伊予消防等事務組合議会議員、伊予市・伊予郡養護老人ホーム組合議会議員、愛媛県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙も実施された。
市長は新型コロナウイルスの影響を考慮し、特例措置として国民健康保険税および介護保険料の減免の条例改正案を提出。市議会ではこれらを可決し、令和3年度一般会計補正予算にも新型コロナ対策事業が盛り込まれた。
また、特命プロジェクト推進部からは、議案第41号に基づき監査委員の後任候補が承認され、議会広報や改革特別委員会の設置提案も行われ、全会一致で可決された。
閉会に先立ち、教育長の渡邉博隆氏が任期満了の挨拶を行い、地域教育への感謝の言葉を述べた。市長は渡邉氏の功績を称え、サポート体制の強化に向けた意気込みを再確認した。