令和4年12月6日、伊予市議会の第6回定例会が開催された。一般質問では、災害時の避難経路整備や防災対策の重要性が強調されたほか、伊予市の資源ごみ回収活動の現状、障がい者福祉サービス、医療的ケア児への支援、さらには若者世代をターゲットにした公民館の活用等多岐にわたる議論がなされた。
金澤功議員は、市指定避難場所に関する避難経路の整備状況を質問し、津波災害発生時には迅速な避難行動が求められると述べた。さらに、避難経路改善に伴う防災・減災効果についても言及し、具体的な数字での効果の把握を求めた。回答した総務部長の河合浩二氏は、避難経路の整備が避難時間の短縮に寄与することを説明し、具体的施策を検討していると述べた。
正岡満議員は、伊予市の資源ごみ回収活動事業の現状について質問し、参加団体数と手数料の改定に関する見解を求めた。市長の武智邦典氏は、資源ごみ回収活動が地域社会のコミュニティ維持に寄与しているとしつつ、現在の手数料についても今後見直す意義があるとした。