令和4年第1回定例会が3月3日に開かれ、市議会で一般質問が行われた。
議義長の日野猛仁氏が会議を開始し、議題を進行した。最初に、会議録署名議員の指名が行われ、議長が大野鎮司議員および高田浩司議員を選任した。
続いて一般質問が行われ、門田裕一議員が登壇した。彼は歯周病予防対策について質問し、「市民の健康を守るため、継続的な予防施策が重要である」と強調した。また、歯周病が新型コロナウイルス感染症に影響を与える可能性を指摘し、歯周病対策の強化を求めた。市民福祉部長の向井裕臣氏は、「成人歯科健診を通じて健康寿命の延長に寄与する」と答弁した。
また、同議員は人権・同和教育についても質問。彼は愛媛の人権教育推進の重要性を訴え、「地域での人権意識を高める活動に力を入れていく必要がある」と述べた。教育長の上岡孝氏も、「人権教育の推進に努めていく所存である」と答えた。
さらに、プラスチック資源循環促進法に関する議論も交わされた。門田議員は、効率的なプラスチック廃棄物処理の必要性を訴え、安定した公共交通が地域の活性化に貢献することを強調した。市長の武智邦典氏は、「地元の関係者と協力し、最適なプランを検討する」と応じた。
市内の避難所の充電体制についても議論が行われ、災害時に必要な電源確保の方法が確認された。市長は、「今後も新しい技術を取り入れ、防災対策を強化する」と述べた。
今回は市民に向けた多様な施策が議論され、市として今後の計画や課題が提起された。市議会は不断の努力を続け、市民の生活を支える政策の進展を目指していく方針を示した。議事は予定通り進み、次回の会議は3月18日に開かれる予定である。