令和3年第1回伊予市議会定例会が2月22日に開催された。
市長の武智邦典氏は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けている中での議会開催を感謝し、議員の協力を呼びかけた。市長は、感染症対策として議場に配慮した設置を行ったことを報告した。それに続き、明日よりワクチン接種のデモンストレーションが実施されることや、将来的な接種に向けた準備が進められている点についても触れた。
また、新型コロナウイルス感染症が再び猛威を振るっており、国は緊急事態宣言を延長したと説明した。市長は市民の安心安全を最優先にした市政運営を宣言した。
市議会では、議案第29号の災害復旧工事契約についても議論された。武智市長は、災害復旧工事の進捗について報告した。この工事は、台風及び豪雨によって崩壊した林道に関するもので、予算の増額が必要になった理由を説明した。
具体的には、工事費の増額約5,824万6,000円に関連するもので、計画変更手続きが完了したとのこと。議員の水田恒二氏は、増額を抑える手法について質問し、対策の検討を求めた。武智市長は、費用対効果について説明し、地域経済への貢献を強調した。
会期は2月22日から3月17日までの24日間と決定され、議案の審議が進められる。追加される新規事業や重要施策の資料も配布され、議員による審議が行われた。
議会では、発議第1号として、伊予市議会政務活動費の交付に関する条例の改正が提案され、不備についての質疑が省略され、そのまま可決された。また、次回会議が2月25日に予定されていることも伝えられた。