令和4年12月7日、松戸市議会は12月定例会を開催した。
出席議員42名のうち、議長の杉山由祥氏が会議を開会する。議事は、会議録署名議員の指名から始まり、3番の鴫原舞議員と5番の柿沼光利議員が指名された。次に、会期が本日から12月23日までの17日間と決定された。本議会では合計15件の議案が一括上程され、まずは令和4年度の松戸市一般会計補正予算に関する議案が提案された。
本郷谷健次市長は議案第44号を説明し、一般会計の補正予算が21億3,683万6,000円増加することを報告した。新たに計上される経費には、学校給食費の無償化や児童向けのGPS端末購入補助が含まれている。
さらに、議案第45号では市立総合医療センターの用地購入費が計上される。また、議案第46号では松戸市行政組織条例の改正が提案され、市民ニーズに応じた行政サービスの向上を目指すとした。
次に、個人情報保護に関する議案も上程された。議案第47号として羅列した松戸市個人情報の保護に関する法律施行条例の制定が説明され、法律の適用を受ける地方公共団体に対し必要な事項を定める内容である。これに続いて、マイナンバーの利用に関連する議案第48号の改正案も言及された。
その後、他の議案についても説明が続き、情報公開に関する条例や市議会議員の報酬に関連する改正案が相次いで提案された。特に、議案第50号では一般職職員の勤勉手当の改定に準じた支給割合の引き上げが提案されており、職員の待遇改善が意識されている。
今回の定例会では、松戸市における多様な条例の整備が進められることとなり、市民サービス向上へ向けた施策が強化される見通しである。最後に、質疑通告についても案内され、本日の日程を終了した。次回の会議は12月8日午前10時に再開される予定である。