令和6年9月定例会で多くの議員から、レプリコンワクチンの安全性が懸念されるレポートが寄せられた。新型コロナウイルス感染症の治療法として新たに承認されたレプリコンワクチンは、特に日本でのみ認可されたことから多くの疑問が浮上している。特に、レプリコンワクチンの自己複製の性質がもたらす倫理的懸念や、感染リスクの可能性が市民の理解を得る上で課題となっている。市側は国最新の情報を基に、安全性について周知する方針を示し、引き続きワクチンの副反応に関する情報を公開する。また、市民へのワクチン接種については、丁寧な説明を行うと共に、利便性の高い環境を整備することが重要とされている。
加えて、外国人移住者による学校設立の動きに対して、野田市内で生活するイスラム教徒に関する情報が市に寄せられ、市内にはイスラム教信者国籍の外国人がおよそ1172人が存在することが明らかとなった。市は地域との共存を図りつつ、悩みや懸念を持つ市民へ配慮したコミュニケーションを心がけるとし、特定宗教に対する差別を無くす姿勢を強調した。
避難所運営について、市はマニュアルを整備し、柔軟な対応が求められた。先回の台風時に自主避難所を開設した結果、マニュアルによる対応だけでなく、避難者のニーズを受け入れつつ運営を実績。今後も自主避難所の運営マニュアルを見直し、訓練を通じて実効性を高める。
おくやみコーナーの存在も注目され、手続きの進め方に対する市民からの評価が高まっている。予約なしの対応をしつつ、後手に回らない運用が評価され、市民に安心感を与えていることが確認されている。