令和4年6月15日、松戸市議会では定例会が開かれ、39名の議員が出席した。本定例会では市政に関する一般質問が行われ、各議員から多岐にわたる問題が提起された。
冒頭、公明党の篠田哲弥議員が、松戸市のSDGsへの取り組みを称賛し、ウクライナ情勢への懸念を表明した。特に、平和事業の重要性が再認識され、戦争の悲惨さや核兵器の恐ろしさを訴える意義について議論された。篠田議員は「新たな平和事業のスタートが必要である」と強調し、市の支援を求めた。
次に、同じく公明党の松尾尚議員は、シェアサイクルの導入について質問した。松尾議員は「社会全体のデジタル化推進が必要である」と述べ、特にデジタルデバイド解消への取り組みが不可欠であると訴えた。また、消防団活動に関する支援体制の強化にも触れ、「消防団アプリの導入が必要である」と意見を述べた。
また、成島良太議員は高齢化する農家への支援が求められるとの認識を示した。シルバー人材センターを活用し、農作業を行う高齢者への支援が重要であると訴え、地域の高齢者向けの活動を促進する必要があると強調した。このような取り組みが地域にとっても価値のある事業につながると述べた。
さらに、女性議員たちからは特別養護老人ホームの新設について意見があった。地域のニーズに応じて、特養の開設を早急に進めるべきとの声が上がり、今後の整備プランが重要であることを示唆した。
最後に、岩瀬麻理議員は騒音や生活空間への影響を懸念しながら、オンラインによる保活支援サービスの導入が提案された。保護者にとっての支援策として、このサービスが很重要であると主張した。