令和元年第4回大口町議会臨時会が7月9日に開かれ、多くの重要な議案が審議された。
特に注目されるのは、議案第59号の令和元年度一般会計補正予算(第4号)である。この補正予算では、歳入歳出各381万5,000円を増額し、総額96億5,058万9,000円となる。鈴木雅博町長は、この予算案が町の健全な財政運営を支えるものであり、特に保育園整備事業などに対応するためのものであると説明した。また、移住・定住促進のためのシティプロモーション事業に関する質疑があり、江口昌史議員は、近居支援と同居支援の内訳について質問した。これに対し、企業支援課長兼まちづくり推進室長の水野眞澄氏は、近居支援が2件、在勤者定住支援が1件との状況を報告した。
次いで、議案第60号、61号に関して健康文化センターの電気及び機械設備等の改修工事請負契約が提案された。いずれも佐藤幹広健康福祉部長が、その契約金額や工期を示した。議案第62号、63号は次世代林業基盤づくり事業による西保育園の増改築工事に関するもので、それぞれの請負契約金額は2億4,365万円と7,645万円である。
全ての議案において、原案のとおり可決されたことが報告された。議長の倉知敏美氏は、予定通りに議事を進めることが出来たことに対し、参加した議員及び関係者に感謝の意を表した。