令和5年1月27日、大口町議会は臨時会を開き、重要な議題について議論を行った。
議題には、会期の決定、および道路改良工事に関する請負契約の変更が含まれていた。議長の齊木一三氏は、出席議員14名の確認後、会議を開始した。
初めに会議録署名議員として大竹伸一議員、伊藤浩議員が指名された。その後、会期は本日1日限りとすることが異議なく決定された。
次に、諸般の報告では、監査委員から11月分の例月出納検査結果が報告された。この報告は、地域住民や議会に対する透明性を確保する重要なものである。議長はこの情報を基にさらなる議論を求めたが、特段の質問はなかった。
議案第1号「道路改良工事(その1)請負契約の変更について」については、町長の鈴木雅博氏が提案理由を説明した。工事期間を変更する理由には、東邦ガスのパイプ移設に関するトラブルが挙げられた。鈴木町長はこの問題に対して、住民への配慮が欠けていたことを認め、責任を感じていることを述べ、深く陳謝した。
総務部長の佐藤幹広氏も急遽の開催に対する謝罪の後、工期変更の具体的な内容について説明した。元の契約において、工期は240日間だったが、今回は294日間へ延長される必要があったことが強調された。延長の理由は、埋設されたガス管の移設に要した時間であり、その影響で工期が伸びたことが詳細に説明された。
議案に対する質疑では、吉田正議員が工期の具体的な期間について尋ね、変更された新たな工期が6月7日から3月27日までに設定されたことが述べられた。議員からは、埋設位置に関する地図の提出も要求され、建設課長の近藤昌利氏は、ガス管の情報を基にした説明とともに、必要な情報を提供する意向を示した。
討論はなく、議案はそのままの形で可決され、臨時会は予定通り終了した。議長からは、出席議員に対する感謝とともに、本日の会議の閉会が宣言された。今後も、地域のインフラ整備に向けての議論が続いていくことが望まれている。