令和2年第4回大口町議会臨時会が5月12日に開催され、重要な議題が取り上げられた。特に、副議長の辞職と新たな副議長の選挙が注目を集めた。
副議長の酒井正宗議員が辞職願を提出し、議会はその承認を全会一致で決定した。酒井氏は議長の倉知敏美氏に対し、議長就任時からの感謝や今後の議会運営に対する期待を述べた。
新たな副議長に岡孝夫議員が選出され、議場では当選を受けた挨拶を行った。岡議員は、今後、議会運営を公正かつ円滑に進めることに力を尽くすことを表明した。
議会改革特別委員会の設置も承認され、議員定数や報酬、議会報告会の開催等に関する協議が行われることとなった。この委員会には、吉田正議員、酒井正宗議員、岡孝夫議員が選任された。
また、諸般の報告として、消防団員等公務災害補償条例の一部改正や、令和2年度大口町国民健康保険特別会計補正予算が審議された。この中で、コロナウイルス感染症に伴う補償措置などが提案され、その重要性が強調された。
特に、議案第32号から第37号まで一括して審議され、いずれも原案通り可決された。国民健康保険関連の補正予算では、特に新型コロナウイルス感染症に関連した市民の健康管理や経済支援が重要視され、町民への迅速な支援が要請された。
議会は今後も住民とのコミュニケーションを強化し、情報の透明性を確保する取り組みが求められている。議会運営に関する議員間の意見交換も今後の重要な課題となっている。