令和3年6月に開催された大口町議会、第5回定例会が開かれた。
本会議では、議題として大口北防災拠点施設改修工事の請負契約が重要なポイントに挙げられた。鈴木雅博町長は、この契約は地域防災拠点として必要不可欠な改修工事であると強調した。'
議案第41号の請負契約については、契約金額が2億1,450万円であることが明らかにされた。工期は契約の翌日から270日間で、落札者は松岡建設株式会社である。質疑は行われず、討論もないまま原案の通り可決された。
また、会期の決定も行われ、期間は6月2日から6月23日までの22日間に設定された。議長の丹羽勉氏は、定足数が満たされていることを確認し、スムーズな議事進行を提案した。出席議員は12名で、出席状況なども確認された。
他の議案として、固定資産評価審査委員会の条例改正や税条例の改正についても説明があり、それぞれの改正理由が紹介された。特に、税条例においては、医療費控除に関する特例の延長が重要な変更点とされ、901086が示された。これにより、住民税の適正化を図ることが期待されている。
町の教育に関する請願書も提出され、いじめ問題に関して意見を求める書類が配布された。教育委員会の透明性向上や予防策の必要性が強調され、議会の対応が求められる声が多く上がった。
最後に、次回6月9日の本会議について議長が告げ、散会となった。議員たちからは、地域の安全と安心を守るための具体的施策の実行に期待が寄せられている。