令和2年第7回大口町議会定例会が2020年9月1日に開催された。
議会では、全15名の議員が出席し、全日程が滞りなく進行した。議長の倉知敏美氏が、まず会議録署名議員として吉田正議員と江幡満世志議員を指名した後、会期を9月25日までの25日間と決定した。
その後、議案第77号から第91号に至るまでの提案説明が行われた。特に新型コロナウイルス対策として提案された議案第77号について、鈴木雅博町長は「書面審議に切り替えることで、審議会等の開催を円滑化できる」と強調した。これは、コロナ禍における危機管理の一環として評価されている。
議案第85号は、令和2年度一般会計補正予算であり、歳入歳出をそれぞれ129億54万2,000円に増額する内容が含まれた。この中には、新型コロナウイルス感染拡大に伴う施策も含まれており、「ひとり親世帯臨時特別給付金事務費補助金」などの新規計上により、地域の経済支援につながる計画が示された。