令和4年第5回大口町議会定例会が、6月2日に開かれ、会期及び議案の決定がなされた。会期は6月21日までの20日間に設定され、本日の出席議員は14名。議長の齊木一三氏は、議会の円滑な運営に向けて進行を支えた。
日程に従い、最初に議会録署名議員として倉知敏美議員と江幡満世志議員が指名された。続いて、会期の決定が行われ、異議なしと認められた。会期中の日程についてもタブレットで配信された。
諸般の報告では、監査委員からの出納検査結果報告があり、続いて複数の請願と陳情が議会に提出された。特に、教育問題に関する講演会の開催を求める請願が注目された。これに対し、福祉や教育の現状について意見が交わされた。
議案第43号、令和4年度一般会計補正予算では、歳入歳出それぞれ4,018万6,000円の増額が提案された。町長の鈴木雅博氏は、この補正予算が町の福祉施策及び新型コロナウイルスに伴う支援事業に充てられると説明した。
議案第44号について、道路改良工事の請負契約も承認された。総務部長の佐藤幹広氏より、契約金額が8,547万円であることが報告された。これにより町道小口線における道路改良が進むこととなる。
加えて、議案第45号から第52号までの条例改正についても議案として上程され、各報告が行われた。特に税条例改正や下水道料金の見直しに関しては、地域住民の意見も踏まえ慎重に進められることが確認された。特に、下水道使用料の見直しは使用者間の公平性を目的に行われる。