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大口町議会、第6回臨時会を開催 補正予算9580万円を可決

大口町の議会が開催され、一般会計補正予算9580万円、道路改良工事の契約が可決された。
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令和3年7月26日、令和3年第6回大口町議会臨時会が開催された。

出席議員は14名であり、会期は本日限りと決定された。議案第51号と第52号が審議され、議案第51号「令和3年度大口町一般会計補正予算(第4号)」について、町長の鈴木雅博氏が提案理由を説明した。補正予算の歳入歳出はそれぞれ5,739万4,000円の増額が提案され、総額は98億1,068万3,000円に上る。

この補正予算では、新型コロナウイルスワクチン接種に関連する予算が含まれている。例えば、ワクチン接種を推進するために400万円の増額が必要であることが示された。接種業務の増加やワクチン供給制限により、業務量が増大していることが理由である。

また、選挙費も増額しており、町長選挙や町議会議員補欠選挙にかかる費用も含まれていた。特に、町議会議員の補欠選挙に関連する483万4,000円の新規計上は、議会の一員の欠員に伴うものである。

議案第52号は「道路改良工事の請負契約について」説明された。町長からは、契約金額が9,647万円で、丹羽郡大口町外坪一丁目の中日保安設備株式会社に契約を求めるものであると説明された。

また、議論の中で、新型コロナウイルス感染症に関連する就業制限についても質疑が行われた。吉田正氏が自身の体験をもとに、ワクチン接種後の副反応やその際の対応について疑問を呈した。特に、解熱剤の取り扱いや就業制限の通知の内容において、矛盾を指摘した。

質疑に答える形で、ワクチン接種を推進する松井昌子氏は、解熱剤の販売について具体的な対応を説明し、また、就業制限についても保健所の情報を基に更なる確認を行うと述べた。

全体として、両議案ともに討論なしで、原案通り可決され、閉会となった。民間企業によるバス運行業務や、ワクチン接種戦略など、地域における新型コロナ対策に関連する重要事項が盛り込まれていることが明らかとなった。

議会開催日
議会名令和3年第6回大口町議会臨時会
議事録
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