令和3年3月23日、大口町議会では第2回定例会が開催された。主な議題として大口町総合計画の見直しや道路線の認定、請願、第24号議案の一般会計予算が取り上げられ、全般的にスムーズに審議が進んだ。
請願書については、教育委員会に対する地方自治法第100条の調査権行使を求めるものであった。この請願は特に隠ぺいや改ざん、ハラスメントに対する対策を求めており、議会運営委員会によって不採択の決定がなされたが、要望書が提出されることになった。
また、議案第4号の大口町総合計画の見直しは、様々な意見が提起され、特に浸水対策や高齢者向け住宅の必要性について活発な質疑が交わされた。委員長を務める大竹伸一議員は、開発時には地元住民の意見を取り入れるべきとの意見を強調した。
さらに、今回の会議で提案された一般会計予算案も大きな議題となり、反対意見もあったものの、全員一致で可決された。吉田正議員は、法人町民税の減少について懸念を示し、税収の減が地域社会へ与える影響に触れ、より透明で公平な予算運営が求められた。