令和3年3月31日、令和3年第3回大口町議会臨時会が開会された。
本臨時会では、15名の議員が出席し、定足数には達していた。
最初に、会議録署名議員の指名が行われ、鈴木義彦議員と大竹伸一議員が選任された。
続いて、会期が本日1日限りと決定し、次に諸般の報告が行われた。
重点案件として、議案第34号の大口町税条例の一部改正が提案され、町長の鈴木雅博氏が説明を担当した。
この改正は、固定資産税や軽自動車税に関する特別措置の延長など、税制改正に基づくものである。特に、新型コロナウイルスの影響を鑑み、居住者の税負担を軽減する措置が実施される予定だ。
江口昌史議員が質疑を行い、特に負担調整措置の延長について尋ねた。税務課長の松井宏之氏は、にわかに状況の改善は見込めないと述べている。また、来年度の措置についての見通しも聞かれ、再延長の可能性があるとした。
一方、議案第36号の柿野橋架替工事請負契約の変更が提案され、こちらは工期延長と契約金額の増加が含まれていた。
質疑には吉田正議員も参加し、増額の具体的な内容について尋ねたところ、建設課長の近藤昌利氏が明確に回答した。
次に、議員提出議案として“不登校児童生徒に対する支援の強化を求める要望書”が取り上げられた。丹羽勉議員が提案し、賛成者が多数存在したことを強調した。