令和6年1月29日、大口町議会では臨時会が開かれた。
この会議では、令和5年度大口町一般会計補正予算(第10号)の審議が行われた。
出席していた議員は15名、欠席者はなかった。議長の江口昌史氏が開会を宣言し、日程に従って進行した。
最初に会議録署名議員として山崎卓美議員と佐名かよ子議員が指名された。続いて会期が本日1日限りであることが確認され、異議なしとされて決定された。
次の諸般の報告では、監査委員から監査結果が伝えられ、特に令和5年11月の出納検査についての内容が報告された。これに続き、町長である鈴木雅博氏が専決処分について報告し、草刈り作業中の事故における和解が成立し、損害賠償額が12万1,000円に決定したことを明らかにした。
その後、議案第1号の補正予算について、鈴木町長が具体的な増額内容を説明した。
歳入の増額は1億689万5,000円で、総額は120億8,780万円に達するとされている。この補正内容には、住民税システムの改修費や、民生費としての低所得者への給付金の支出が含まれているという。
質疑では、江幡満世志議員が補助金の使い分けについて疑問を投げかけた。
また、低所得者向けの子供手当について、予測世帯数や人数の確認を求めた。政策推進課長の岩田雄治氏は、均等割のみ課税されている世帯を500世帯と想定し、給付金の支出を計上したことを伝えた。
また、保育園のエアコン修繕費についても質問が出された。石原健次こども課長は、未満児室と職員室を含む4つのエアコンが修理対象であり、過去に不具合があったことを説明した。
全体の質疑を経て、討論はなく議案第1号は原案の通り可決された。
最後に、会議は議長により閉会が宣言され、令和6年第1回大口町議会臨時会は終了した。